Skip to main content
日本語
Global (EN)中文FrancaisعربيDeutsch日本語

企業のトランスフォメーションと再編



変革、コミュニケーション、違いをもたらす

いかなる企業も、組織を成長させる過程で必ず変革期を迎えます。そのきっかけは、戦略的に事業を転換するタイミング、あるいは従来のやり方を覆すような危機的な状況かもしれません。

いずれにせよ、組織の変革は、その組織の根幹に関わります。それは、日常の業務から、市場へのアプローチ、社会に与える影響まで、根本的な変化を意味します。こうした変革を成功させるためには、効果的なコミュニケーションが不可欠です。


変化を起こすことに満足せず、変化し続けることが重要

当社は、様々な市場や業界の組織変革に精通するトップレベルの人材を擁しています。そして、企業の経営者やコミュニケーションの責任者が重要な意思決定を行う局面で、明確な戦略をもって支援します。

当社では、従業員を第一に考え、主要なステークホルダーを変革に巻きこむコミュニケーションを提案します。また、組織のパーパスと価値を高める説得力のあるストーリーを構築し、組織変革を成功に導くとともに持続的なインパクトを実現します。


ケーススタディ

製薬会社

ある外資系製薬会社では、変化を続ける顧客ニーズへの対応力を高め、業務プロセスを改善し、上意下達の意思決定から、柔軟で社員の背中を押すような経営スタイルに移行する必要がありました。そこで、創業以来最大の組織変革を成功させるべく、すべてのステークホルダーを対象とするコミュニケーション・プランを提案しました。

まず、従業員のグループインタビューや、管理職との個別面談を通じて現状を調査、分析。変革の必要性を説くストーリーを組み立てました。

また、経営層に対し、コミュニケーションサポート、コーチング、トレーニングを行いました。

新たに立ち上げた、CEOのブログ、ストーリーテリングを行うプラットフォーム、カスタマーの経験を語るイベント等のコミュニケーション・チャネルは、変革に対する前向きな姿勢を生み出し、従業員のエンゲージメントを高めることに貢献しました。その結果、顧客満足度の向上に繋がりました。

大手小売りチェーン

英国の大手小売りチェーンでは、長期的な人員削減計画に沿って従業員の解雇を計画していました。当社は、顧客企業のビジョンの明確可、メッセージング内容の合意、エンゲージメント方針の策定を支援しました。そして、従業員、政治家、顧客、サプライヤーからCEOの個人的なネットワークまで、すべてのステークホルダーとのエンゲージメントを支援しました。

まずは、全社員を対象としたコミュニケーション・チャネルが存在しなかったため、社内コミュニケーションのプロセスを刷新。CEOのビデオメッセージを通して、今回の決定とその根拠を説明しました。

CEOのメッセージには、従業員への共感と配慮、そして将来を見据えた力強いビジネス戦略を盛り込みました。そして、ビデオメッセージ公開後24時間以内に、解雇のリスクを抱える98%の従業員に対して直接連絡。同僚やメディアから情報を得る前に、CEOや上司から直接連絡を受けるようにしました。

このオープンなコミュニケーションに対して、従業員からは感謝の声があがりました。また、政府閣僚、地元政治家、メディアからは、事前の説明に対する感謝の声が寄せられました。